医療法人
長村医院

2006年に祖父が開業した当院の3代目院長に就任しました。以来、先代の長村之朗先生とともに、地域の患者さんのさまざまな不調に対応しています。専門は消化器内科で、力を注いでいるのは得意とする上部・下部内視鏡検査や炎症性腸疾患、クローン病や潰瘍性大腸炎の診療です。
当院の強みは、内視鏡検査とエコー検査に精通した2人の医師が在籍し、院内で患者さんの腹部全体を診られること。それぞれの専門性を発揮し、患者さんに負担がかからないよう、段階を踏みながら詳しい検査を進めています。上部・下部内視鏡検査で心がけているのは、可能な限り患者さんの苦痛を少なくし、早期発見・早期治療をすることです。ご希望があれば、鎮静下で検査を受けていただくことも可能です。検査は「病気を見つける」ためのものではなく、「何もないことを確認する」ためのものでもあります。私たちを相談相手だと思い、どんな小さなことでも気になることがあれば気軽に受診してください。万が一検査で何か見つかれば、自己診断で放置せず、一緒に治療をしていきましょう。

済生会八幡総合病院で定年まで勤めました。退職後の2015年からは、当院で長年の知識と経験を生かした循環器の診療と、精度にこだわったエコー検査を行っています。40数年前から学び、技術の研鑽をし続けているエコー検査は、血管や心臓、腹部でも隔たりなく診ることが可能な有用性の高い検査です。しかし、病変を見つけられるかどうかは、検査を行う人の技術によるところも大きくあります。常に「絶対に見つけてやるぞ」という気概を持ち、検査に臨んでいます。
私は、地域のかかりつけ医として、患者さんの信頼を得ることが一番大事だと考えています。そのために必要なのは、医療技術と「なんとしても患者さんの命を守る」という強い気持ちです。院長は内視鏡、私はエコーで、今も互いに信頼し合える技術レベルを保っていけるよう技術力の向上に努めています。さらに、日々進歩している新しい知識をどんどん吸収し、地域の皆さんに還元していきたいと考えています。難しい医療用語など、分かりづらいことがあれば、何度でもご説明しますので、遠慮せずになんでもお尋ねください。